イギリスのレジャー航空のモナーク航空は2017年10月2日(月)、運航を停止しました。モナーク航空に加え、関連の航空会社と旅行業を含む関連会社も営業停止しており、イギリスの民間航空局(CAA)はイギリス国外に11万人の旅客が帰国便に搭乗できないと発表しています。資金繰りに行き詰まったと見られ、予告なく破産手続きと運航停止に至りました。
モナーク・グループのうち、メンテナンス事業を手がけるモナーク・エアクラフト・エンジニアリング(MAEL)は、ロンドン・ガトウィック、ロンドン・ルートン、バーミンガム、マンチェスター、リーズ・ブラッドフォード、エジンバラとイギリス6カ所、ニース、マラガ、ワルシャワ、キエフと海外4カ所は通常通り営業を行い、営業停止した航空会社や旅行会社とは独立した経営体制になっていると発表しています。
モナーク航空はA320、A321を中心におよそ35機を保有、運航しており、ロンドン・ガトウィック、ロンドン・ルートン、リーズ・ブラッドフォード、バーミンガム、マンチェスター空港を中心に、ヨーロッパ112路線、中東3路線を運航していました。
We're sorry to announce that Monarch has suspended flights and holidays. Please check https://t.co/buw8yPzDGY for further information. pic.twitter.com/CA6jdMLu1C
— Monarch (@Monarch) 2017年10月2日