三沢35FWの築城基地への訓練移転、C-17などで約45トンを輸送

三沢35FWの築城基地への訓練移転、C-17などで約45トンを輸送

ニュース画像 1枚目:エルメンドルフ・リチャードソン統合基地のC-17を使用
© U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Melanie A. Hutto
エルメンドルフ・リチャードソン統合基地のC-17を使用

アメリカ軍再編に伴う三沢飛行場から築城基地への訓練移転が2017年9月30日(土)から10月7日(土)まで実施されており、太平洋空軍はこれに伴う移動について紹介しています。三沢基地の第35兵站即応中隊(35LRS)が、アメリカ空軍の隊員100名ほどと10万ポンド超、およそ45トンにのぼる装備の輸送計画を約1カ月に渡り準備、円滑な移動につなげました。

三沢基地から築城基地への移転には、F-16Cファイティング・ファルコンがおよそ6機伴うもので、これを支援するため、予備のジェットエンジンからレンチなどの工具まで、あらゆる装備を移しました。訓練移転では、第35戦闘航空団(35FW)は地理的に異なる場所、環境下の訓練遂行に重点がおかれ、アメリカ空軍と空自の相互運用性と戦闘即応性を強化する狙いがあります。

この目的を実現するため、エルメンドルフ・リチャードソン統合基地に配備されているC-17グローブマスターIIIを貨物輸送に使用し、三沢基地から福岡空港へ輸送し、その後に築城基地まで陸送しています。福岡に到着したC-17は、FlyTeamメンバーの投稿によると、「98-0051」が使用されています。

なお、築城基地での訓練移転に参加したF-16Cは、「91-0382」「91-0477」「91-0357」「92-3887」「92-3913」の5機が確認されています。

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