アメリカ空軍は、F-35ライトニングIIの訓練を終えたパイロットが500名に到達したと発表しました。500人目は、これまでF-16ファイティング・ファルコンで1,000飛行時間、245戦闘飛行時間を記録した経歴のあるアメリカ空軍第461試験飛行隊(461FTS)のクリス・キャンベル少佐で、2017年夏から訓練を開始していました。キャンベル少佐は、F-35を飛行させることは個人的な長期目標だったといい、引き続き良い効果をもたらしてくれるだろうとコメントしています。
キャンベル少佐のF-35A訓練生としての大まかなカリキュラムは、200時間に及ぶ座学、シミュレーターを経て、高速タキシング、実機で6フライトを経て、認定されました。訓練には、最新鋭機のシステムを理解するため、バーチャル・リアリティによる訓練も導入されており、最先端の兵装システムへの理解を補完しています。
現在、F-35の訓練はエグリン空軍基地とルーク空軍基地で行われており、第5世代の戦闘機の訓練を進めています。