国土交通省九州地方整備局は2017年11月3日(金)、「津波防災の日」「世界津波の日」にあわせ、宮崎県宮崎市で大規模津波防災総合訓練を実施します。
この訓練では、南海トラフ巨大地震により九州最大の被害を想定し、九州地方で過去最大級の145機関が参加し、地域住民や外国人留学生による津波避難訓練や障害物を取り除いて海上の交通を確保する訓練などが実施されます。
訓練には、航空自衛隊のT-4が最新の機器を活用した情報伝達・共有訓練を行うほか、UH-60Jヘリコプターによる船舶と連携した救命・救助訓練、陸上自衛隊のCH-47Jによる緊急車両等輸送訓練、陸上自衛隊の軽装甲機動車による障害物を取り除いて陸上の交通を確保する訓練なども行われます。
そのほか、海上保安庁の巡視船「おおすみ(PLH-03)」やその巡視船に搭載するS-76Dの「るりかけす(MH912)」などが展示されます。詳しくは、国土交通省のウェブサイトを参照ください。