エアバスは2017年10月12日(木)、エンジニアリング教育の世界的団体であるグローバル・エンジニアリング・ディーンズ・カウンシル(GEDC)と共催する「2017年GEDCエアバス ダイバーシティ・アワード」で、最終選考に残っていた九州工業大学の衛星開発プロジェクト「BIRDS Satellite」が1位に輝いたと発表しました。
「BIRDS Satellite」は、コスト効率の良い革新的システム技術を使用し、発展途上国の大学院生を対象とした2年間の包括的衛星開発プロジェクトで、長期的な目標として、それぞれの出身国で持続可能な宇宙プログラムを開始できるように知識や技術を身につけさせることを掲げています。
最終選考には、女性エンジニアの雇用と就業維持を改善する、オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学の「The Women in Engineering Programme」プロジェクト、エンジニアリングについて理解を深め、カルガリー大学の学生の多様性を増加させる、カナダ・カルガリー大学の「the Discover Engineering Programme」プロジェクトも選抜されていました。
優勝者である九州工業大学の「BIRDS Satellite」プロジェクトには1万米ドルが授与されます。詳しくは、エアバスのウェブサイトを参照ください。