ルフトハンザとイージージェット、アリタリアの買収で一部資産に関心

ルフトハンザ・グループとイージージェットは2017年10月16日(月)付けでそれぞれ、アリタリア航空の再編後の資産について関心表明と今後の交渉を行うと発表しました。

ルフトハンザはその関心表明で、航空会社全体をそのままの形ではなく、グローバルネットワーク、ヨーロッパ域内とイタリア国内のポイント・トゥ・ポイントで運航するビジネスの一部に関心があると明言しています。ルフトハンザ・グループはエア・ベルリンの買収で、ユーロウイングスの拡大にポイント・トゥ・ポイントのビジネスを活用する方針を示しています。

イージージェットはアリタリアの特定資産に関心を表明したと明らかにし、この段階で全ての意向が反映されるわけではなく、交渉は機密状況にあたるとして適切な時期に改めて公表するとしています。

イタリア政府は、最終的な判断を下す期限を2018年4月に延期しており、これに伴い、一時的な金融支援として3億ユーロの供与を明らかにしています。