ATRは2011年に営業運航を開始したATR72-600型の客室「アルモニア(Armonia)」がシカゴ・アテネウム(Chicago Athenaeum)のグッドデザイン賞(Good Design Award)を獲得したと発表しました。
ATR72-600型の機内デザインはイタリアのデザイナー「ジウジアーロ」が手がけたもの。600型のために開発された客室「アルモニア」は人間工学に基づいた設計で、座席上部の収納棚、LED照明、座席の膝周りなどにゆとりがある作りになっています。
また、最近の航空座席の潮流もとらえ、1席あたりの重量を軽量化したほか、シートに使用している素材の再利用がしやすい工夫も加えられているそう。
ATRでは「アルモニア」シリーズを-600シリーズ以外に、-500シリーズでも採用できるようにしています。なお、アルモニアの詳細はATRのウェブサイトを参照ください。