ウィズ・エア、ブレグジット対応で英にAOC申請 ルートンに機材展開

ウィズ・エア、ブレグジット対応で英にAOC申請 ルートンに機材展開

ニュース画像 1枚目:ウィズ・エア
© Wizz Air
ウィズ・エア

ヨーロッパ格安航空会社(LCC)のウィズ・エアは2017年10月18日(水)、イギリスに設立したウィズ・エアUKがイギリス民間航空局(CAA)に運航許可証明書(AOC)と航空運送の営業許可(OL)を申請したと発表しました。CAAからAOC、OLの認可取得を条件に、ウィズ・エアUKは2018年3月から、イギリスの機体記号「G」で登録した機体を使用して定期便を運航します。

ウィズ・エアはすでにイギリス各地に乗り入れていますが、このうちロンドン・ルートン空港を拠点とする現在のウィズ・エア(ウィズ・エア・ハンガリー)の機材をウィズ・エアUKに移管し、2018年までに経営陣、パイロット、客室乗務員などおよそ100名を雇用します。ウィズ・エアUKが引き継がない定期便は、引き続きウィズ・エア・ハンガリーが運航します。

ウィズ・エアは現在、ロンドン・ルートン発着で41路線を運航しています。同社はこの対応をイギリスのEU離脱「ブレグジット」に伴う準備と説明しており、イギリス市場は引き続き戦略的に重要とし、CAAと協力して認可をえる考えを示しています。

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