アイスランドの空港運営会社のIsaviaは2017年10月19日(木)、ケプラヴィーク国際空港でエア・ベルリンの機材を差し押さえました。Isaviaはエア・ベルリンが空港使用料未払いのため、使用料の支払いを保証するための措置としており、その金額については詳細を明らかにはしていません。
Isaviaは10月20日(金)付けで、この措置はアイスランドの航空法に基づく措置で、アイスランドでの支払い義務は、アイスランド国内法の対象であり、ドイツの法律は適用されないと声明を追加発表しています。これはエア・ベルリンが、ドイツ国内法での破産手続きを進めているため、エア・ベルリン側は反発しているものの、Isaviaは主張を変えていません。
引き止められた機材はA320の「D-ABDX」で、デュッセルドルフ発レイキャヴィーク着のAB3928便として運航後のことでした。Isaviaが差し押さえしている機材はこの1機のみとなっています。