エミレーツ航空、ブラジル就航10周年 サンパウロとリオデジャネイロ線

エミレーツ航空、ブラジル就航10周年 サンパウロとリオデジャネイロ線

ニュース画像 1枚目:ブラジル就航10周年記念でスタッフ勢揃い
© Emirates
ブラジル就航10周年記念でスタッフ勢揃い

エミレーツ航空は2017年10月、ブラジルへの就航10周年を迎えたと発表しました。同社は2007年10月1日(月)、ドバイ/サンパウロ線に就航し、この路線は湾岸地域とブラジルを直行便で結ぶはじめての路線となりました。

現在、エミレーツ航空のドバイ/サンパウロ線はファースト14席、ビジネス76席、エコノミー401席、計491席のA380、ドバイ/リオデジャネイロ線は777-300ERでデイリー運航しています。2007年は2万6,000人超でしたが、2016年は28万8,000人を輸送し、この10年間で200万人超の旅客を輸送、その旅客数も年々拡大しています。

ドバイ/ブラジル間の便数、供給座席ともこの10年で増加し、就航時のサンパウロ線は週6便でしたが、2012年にはドバイ/リオデジャネイロ線がデイリー運航、さらに2017年3月にはドバイ/サンパウロ線にA380が投入され、週959席と供給座席数が大きく増えました。この数年はブラジル発の旅客も増加し、その目的地はドバイだけでなく、その以遠のバンコク、上海、東京、香港に拡大しています。

貨物分野でも、2007年からドバイとブラジル間で輸入量は25,000トン超、輸出は11,000トン超を手がけ、ブラジルと世界をつなぐ重要な役割を担っています。現在、主要な輸入品物は化粧品と医薬品、輸出品は一般貨物、種卵、スペアパーツ、靴、果物、野菜などです。輸出先の目的地は、アラブ首長国連邦(UAE)、インド、サウジアラビア、輸入元は香港、インド、中国です。さらにこの数年にわたり複数の貨物チャーター便を運航し、競争馬、ヘリコプターなどの大型機器を含む様々な貨物を輸送してきました。

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