航空観閲式、悪天候のため中止決定 観閲式中止は2001年以来

航空観閲式、悪天候のため中止決定 観閲式中止は2001年以来

航空自衛隊は2017年10月29日(日)、茨城県の航空自衛隊百里基地を会場に開催予定の「防衛省移行10周年記念航空観閲式」を中止すると発表しました。台風22号が接近する中、悪天候を理由に中止を決定しました。観閲式は陸上、海上、航空の3自衛隊が毎年、持ち回りで実施しており、この中止は2001年に陸上自衛隊が主催する中央観閲式以来で、空自主催で2000年以降の観閲式でははじめての中止です。

2017年の航空観閲式は、最後の機会になるとみられた政府専用機の747-400の参加も予定されていたほか、観閲飛行に加え、展示飛行では緊急発進、航空偵察、機動飛行、対地攻撃などを披露、ブルーインパルスの展示飛行が予定されていました。また、海外からの参加機としてオーストラリア空軍C-130Jが地上展示、アメリカ海兵隊のMV-22オスプレイが祝賀飛行を正式に発表していたほか、アメリカ空軍のB-1、B-2の飛来も噂されていましたが、中止で実現には至りませんでした。

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