JALグループは2017年10月31日(火)、2018(平成30)年3月期第2四半期連結業績(2017年4月1日〜9月30日)を発表しました。連結売上高は前年比6.2%増の6,923億円、営業利益は7.2%増の990億円、経常利益は8.8%増の976億円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.2%増の779億円でした。
国際線では海外発と日本発の需要が好調で、2017年4月に開設した羽田/ニューヨーク線、9月からは成田/メルボルン線、成田/コナ線を開設し、ネットワークの拡充を図ったこと、787-9に新たな客室仕様の「JAL SKY SUITE 787」が加わり、第2四半期の国際線供給は有効座席キロベースで前年同期比0.5%増加、国際旅客収入は2,293億円で前年同期比7.6%増を記録しています。
国内線では、伊丹発着路線を中心にERJ-190の運航路線を拡大し、日本エアコミューター(JAC)の鹿児島県内の離島路線に最新鋭のATR 42-600を新たに投入、日本の国内線では唯一となる機内インターネットサービスの無料化や国内ラウンジのリニューアルなどで、利用者の利便性向上を図っています。これらを受け、第2四半期における国内線供給は有効座席キロベースで前年同期比0.5%増、国内旅客収入は2,650億円で前年同期比4.6%増でした。
このほか、貨物は国際線が有償貨物トン・キロベースで前年同期比20.9%増、収入は256億円で前年同期比26.1%増でしたが、国内線では前年を上回る需要を確保したものの、貨物構成の変化などを要因として、収入は前年同期比0.6%減の111億円となっています。詳しくは、JALホームページを参照ください。
