海上自衛隊大村航空基地に所属する第72航空隊は、2017年10月下旬に3件の災害派遣を実施し、離島からの患者を輸送しました。いずれのケースも、長崎医療センターへの緊急輸送が必要とされたものの、長崎県防災ヘリコプターは夜間の運航ができないことから、長崎県知事からの災害派遣要請を受け、出動しています。
大村航空基地から医師1名を乗せたUH-60Jヘリコプターが各地へ向い、患者と付添者を乗せ病院へ向かい、大村航空基地に帰着しています。
10月24日(月)は対馬、10月25日(水)は壱岐、10月27日(金)は新上五島町の中通島からの輸送で、長崎県内を広範囲に移動しています。出動したUH-60Jは、10月24日(月)が「8979」、10月25日(水)が「8971」、10月27日(金)が「8974」でした。詳しい運用時間等については、第72航空隊発表のPDFを参照ください。