海自、砕氷艦「しらせ」で第59次南極地域観測協力 物資輸送や支援活動

海自、砕氷艦「しらせ」で第59次南極地域観測協力 物資輸送や支援活動

ニュース画像 1枚目:しらせ
© 海上自衛隊
しらせ

海上自衛隊は2017年11月12日(日)から2018年4月11日(水)まで、南極観測船/砕氷艦「しらせ(AGB-5003)」の第59次南極地域観測の協力を実施します。

指揮官は砕氷艦「しらせ」艦長の宮﨑好司1等海佐、乗員は約180名で、フリーマントルから南極基地までの往路で69名、南極基地からシドニーまでの復路で75名を輸送します。物資は往路で約1,000トン、復路で廃棄物など持ち帰り物資を約400トン、輸送します。また、艦上観測支援や野外観測支援、基地設営支援なども行います。

行動予定は、11月12日(日)に東京・晴海港を出港し、フィリピン南部、インドネシアを抜け、オーストラリア・フリーマントルに11月27日(月)に入港します。第59次南極地域観測隊は、11月27日(月)に成田空港を出発し、11月28日(火)にフリーマントルで「しらせ」に乗船します。出港は12月2日(土)で、昭和基地へ向かいます。第59次越冬隊は、現在越冬中の第58次越冬隊と2018年2月1日(木)に業務を交代し、越冬観測を行います。また第59次夏隊は、第58次越冬隊と「しらせ」でシドニーへ3月20日(火)に入港します。ここで夏隊と越冬隊は下船し、3月23日(金)に羽田空港へ帰国します。

「しらせ」は3月25日(日)にシドニーを出港し、東京には4月11日(水)に入港する予定です。「しらせ」にはCH-101が搭載、昭和基地への輸送支援を実施します。詳しくは、海上自衛隊のウェブサイトを参照ください。

期日: 2017/11/12 〜 2018/04/11
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