千葉県は成田空港、羽田空港、下総飛行場の3滑走路周辺における航空機騒音の2016年度環境基準達成状況を発表しました。
これによると、成田市、富里市、山武市、栄町、多古町、芝山町、横芝光町の成田空港周辺地域の89局で常時監視している航空騒音は、環境基準達成率58%で、2015年度の64%から6ポイント低下しました。一方、羽田空港では、飛行ルートにあたる木更津市、君津市、浦安市に設置している6局の固定測定局で航空機騒音を常時監視し、2016年度の環境基準達成率は100%を達成しています。
また、下総飛行場の環境基準の達成率は91%で、2015年度と同じ達成率となっています。下総飛行場では、北側にある柏市と南側にある鎌ケ谷市に設置している2局の固定測定局の常時監視に加え、北側では柏市と松戸市、南側では船橋市、鎌ケ谷市、白井市における11地点で年1回、2週間の実態調査を行い、その両方から環境基準達成状況を評価しています。詳しくは、千葉県のウェブサイトを参照ください。