2017年10月の訪日外客数、10月過去最高の259.5万人 前年比21.5%増

2017年10月の訪日外客数、10月過去最高の259.5万人 前年比21.5%増

日本政府観光局(JNTO)は2017年11月15日(水)、2017年10月の訪日外客数の推計値が前年同月比21.5%増の259万5,000人で、10月として過去最高を記録したと発表しました。

10月の訪日客数トップは中国で前年同月比31.1%増の663,800人でした。2位は前年同月比38.1%増で620,900人の韓国で、休暇に合わせたチャーター便の就航など、東アジア市場においては、昨年9月にあった祝日が10月に動き、例年より長い連休となったことで訪日需要が高まりました。

このほか、1月からの査証発給要件の緩和や極東ロシア発の航空路線の増便で、ロシアが前年同期比43.9%の9,300人と、単月として過去最高を記録しました。また、日本航空(JAL)の成田/メルボルン線の新規就航や特別運賃キャンペーンなども重なり、オーストラリアが前年同月比4.6%増の39,400人、タイも座席供給量の増加などで前年同月比5.3%増の103,500人で、カナダ、ドイツを除く17市場が10月として過去最高を記録しています。

なお、1月からの累計では、香港が185万1,000人、インドネシアは27万1,000人、ベトナムは26万4,000人となり、これらの3市場が10月までの前年同期間の累計を超え、過去最高を更新しています。

JNTOは今後も市場動向を綿密に分析しながら、訪日旅行プロモーションを進めていくとしています。詳しくは、JNTOのウェブサイトを参照ください。

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