エアアジア、LCCのモデル空港としてチャンギ空港ターミナル4を高く評価

エアアジア、LCCのモデル空港としてチャンギ空港ターミナル4を高く評価

エアアジアは2017年10月31日(火)にオープンし、同グループ4社が既に利用を開始しているシンガポール・チャンギ空港のターミナル4を、格安航空会社(LCC)のモデルとなる未来の空港として高く評価し、デジタル化による旅行体験を強化していくと発表しました。

エアアジアは、自動チェックインキオスクや手荷物自動預入機、顔認識技術などを導入した同空港のFASTプログラムによる節約と効率化は、低コスト構造を維持させるとともに、継ぎ目のない旅行と低価格の航空券を提供しようとするエアアジアのビジョンと完全に一致すると表明しています。チャンギ空港の完全自動化されたターミナル4の運用データとノウハウを事例研究として活かし、さらなるデジタル化を通してLCCの空港プロセスの改善を追求する方針です。

エアアジアはデジタル航空会社を目指し、いっそうの顧客サービス向上をめざし、すでにROKKI Wi-Fiを通じた機内でオンラインショッピングや「3Sixty目的地ガイド」、最大10個のクレジットカードまたはデビットカードの詳細を保存しスピーディーに支払いができる「BigPay」、ロイヤリティプログラムと仮装通貨の「BIG Loyalty」などを導入しているほか、パランティアなどと提携し、アセアン諸国内の空港における入国審査のスピード化を目指す、安全な入国システムの開発にも取り組んでいます。

2016年のシンガポールでは49.6%の旅客がLCCを利用しています。エアアジアは同都市における最大の外国航空会社グループで、ターミナル4では最大のLCCでもあり、8人に1人以上がエアアジアを利用している計算になります。詳しくは、エアアジアのウェブサイトを参照ください。

この記事に関連するニュース
メニューを開く