防衛省と自衛隊、宇宙ゴミの監視 府中基地に運用システム設置へ

防衛省と自衛隊、宇宙ゴミの監視 府中基地に運用システム設置へ

防衛省と自衛隊は2017年11月22日(水)、人工衛星に脅威となる宇宙ゴミなどを監視するレーダーとその運用システムの取り組みについて公表しました。これによると、2022年度までのシステム構築をめざした整備が進められており、宇宙監視用のレーダーは山口県山陽小野田市の海上自衛隊山陽受信所跡地の跡地、得られた情報の集約・処理・共有などを行う運用システムは東京都府中市の航空自衛隊府中基地に設置することで、検討が進められています。

このうちレーダーは、2017年度中にボーリング等の作業を含む調査工事を実施する予定で、2018年度以降に施設設計や敷地造成工事などを計画しています。

運用システムは、府中基地内の既存施設を活用し、計算装置などの機材設置、および宇宙監視を担当する部隊の配置を検討しており、2019年度から具体的な施設改修などを計画しています。詳しくは防衛庁・自衛隊のウェブサイトを参照ください。

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