ダーウィン・エアライン、破産手続き申請 11月28日にAOC一時停止

ダーウィン・エアライン、破産手続き申請 11月28日にAOC一時停止

スイスを拠点に運航するダーウィン・エアラインは2017年11月27日(月)、日本での民事再生法にあたる破産手続きを申請、11月28日(火)にはスイス航空当局が運航許可(AOC)を一時的に停止し、運航できない状態となっています。同社は、早期の運航再開に向けて作業しているとコメントしています。

ダーウィン・エアラインは、「エティハド・リージョナル」のブランド名で運航していましたが、主要株主がアドリア航空とその株主で投資会社の4K INVESTに2017年7月に変更し、再建をめざしています。この前後に、アリタリア航空が2017年5月、エア・ベルリンが2017年8月にそれぞれ破産申請したことに伴い、不良債権がふくらみ、既存事業を失うといった競争の激しい環境下で予期せぬ事態を含め、ビジネスは苦境にあると説明しています。

同社は11月27日付けで発表した破産手続きのプロセスは、AOCは「F7」を保有して当面の運航、パイロットや客室乗務員の雇用、自社機と受注するメンテナンスの提供をそれぞれ継続すると発表していました。

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