エアバス、A330-800初号機の最終組立をトゥールーズ工場で開始

エアバス、A330-800初号機の最終組立をトゥールーズ工場で開始

ニュース画像 1枚目:A330-800の中央胴体部
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A330-800の中央胴体部

エアバスは2017年11月29日(水)、A330neoファミリーの最新機種、A330-800の最終組立をトゥールーズ工場で開始したと発表しました。初飛行は2018年半ばごろを予定しています。エアバスは2017年10月、A330neoの2機種のうちA330-900の初飛行に成功しており、これに続く2機種目となります。A330-800初号機は、製造番号(MSN)「1888」です。

A330-800は最大離陸重量(MTOW)242トンで、航続距離は7,500ノーティカルマイル、13,890キロメートルを飛行できます。MTOW251トンの派生機種は、さらに航続距離を伸ばし、超長距離飛行が可能で、8,150ノーティカルマイル、およそ15,093キロメートルです。A330-800は、標準で250席を装着し、ワイドボディ機で経済性と快適性をもたらす機種となります。

エンジンは、ロールスロイス・トレント7000エンジンを搭載、ゼロ-スプライスナセルを装着、チタンパイロンの採用、新たな主翼、さらに客室はエアバスの新たな仕様「エアスペース(Airspace)」が組み込まれます。A330neoの主翼は、A350XWBの技術を応用し、主翼長を64メートルに延長し、最先端の空力特性を提供するシャークレットが採用されています。

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