イスラエル空軍は2017年12月6日(水)、F-35Iアディールの初期作戦能力(IOC)獲得を宣言しました。ネバティム空軍基地に配備されたF-35Iアディールは9機で、その統合、訓練の完了をイスラエル空軍は宣言し、パイロット、整備士の訓練、航空機を維持する物流や支援システムを含めたF-35の作戦支援能力が確認されています。
イスラエルは2010年10月、アメリカ政府との有償援助(Foreign Military Sales:FMS)による調達でF-35A通常離陸型の導入について署名し、F-35調達プログラムで重要なマイルストーンの達成となりました。
イスラエルのF-35プログラムは、F-35Aを50機、さらにイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)のF-35A主翼製造が含まれています。また、エルビット・システムズはすべてのF-35向けにパイロットが着用するジェネレーションIIIヘルメット搭載ディスプレイシステムを開発しています。