パナソニックは2017年12月15日(金)、法務省入国管理局がパナソニック システムソリューションズ ジャパンが開発した「顔認証ゲート」を採用したと発表しました。
入国管理局では、訪日外国人旅行者数の増加に対応するため、2017年10月からすでに羽田空港に3台の「顔認証ゲート」を先行導入し、日本人の帰国手続きで運用を開始しています。
顔認証ゲートでは、事前登録なく、パスポートのICチップ内の顔画像と、「顔認証ゲート」で撮影した本人顔画像を照合することで本人確認を行うことができるため、帰国手続きがスムーズに行えます。
法務省は顔認証ゲート導入で、日本人の出帰国手続きを合理化し、より多くの入国審査官を外国人の審査に充て、厳格な審査を維持しながら円滑な入国管理に取り組むとしています。法務省入国管理局では今後、成田、関西、名古屋(セントレア)などでも顔認証自動化ゲートの導入を進める方針です。
また、パナソニックでは、今後も2020年とそれ以降に向けた観光立国実現に向け、パスポートと顔認証技術を活用する民間展開も含めたさまざまなソリューションへの採用を目指しています。詳しくは、パナソニックのウェブサイトを参照ください。