カンタス航空は2017年12月15日(金)、787-9のメルボルン/ロサンゼルス線への投入を祝うとともに、2機目の787-9のネーミングとメルボルン/サンフランシスコ線の開設を発表しました。
この日、同社の初の787-9がメルボルン/ロサンゼルス線に投入されました。初期フェーズでは週6便を運航し、既存のA380で運航するデイリー便を補完します。なお、1期目の787-9の愛称は「グレート・サザンランド」で、2機目のは、オーストラリアを代表する歌として有名な「ワルチング・マチルダ」と命名されました。45,000件の一般投票から選ばれた名称で、今後搭乗ゲートなど様々な場所で見かけることができ、オーストラリア人に故郷を感じさせるとしています。
また、カンタス航空は今後ドリームライナーで運航する新規路線として、2018年後半からメルボルン/サンフランシスコ線を開設すると発表しました。既にメルボルン/ロサンゼルス線を利用するかなりの数の搭乗者はサンフランシスコへ乗り継いでおり、サンフランシスコ線に強い需要があるとしています。
サンフランシスコ線が開設されると、カリフォルニア州の2都市で需要に合わせて運航を調整し、787-9は週の何日かはロサンゼルス線で、その他の曜日はサンフランシスコ線で運航されるとしています。なお、サンフランシスコ線の販売は2018年に入ってからを予定しています。
カンタス航空は現在、2機の787-9を受領しており、3機目、4機目は2018年の早い時期に、全8機の受領は2018年末までに終えるとしています。詳しくは、カンタス航空のウェブサイトを参照ください。