ヤマトHDやANA総研、鹿児島県産品の輸出拡大に向け新輸送スキーム構築

ヤマトHDやANA総研、鹿児島県産品の輸出拡大に向け新輸送スキーム構築

ヤマトホールディングスは2017年12月22日(金)、ANAグループのANA総合研究所、鹿児島県、鹿児島アグリ&フード金融協議会と2017年1月に締結した連携協定に基づき、鹿児島県産品の輸出拡大に向けた新しい輸送スキームを構築したと発表しました。

新しい輸送スキームでは、鹿児島県の新港から沖縄県の那覇港まで海上輸送し、沖縄国際物流ハブを活用してANA Cargoの貨物便でアジア圏へ航空輸送します。このスキームにより、鹿児島県内の事業者が香港へ船便で送る場合と比べ、リードタイムを8日から4日へと半分に短縮できるほか、福岡空港から航空輸送する場合と比べ、輸送コストを約2割から3割程度を削減できる見込みです。

今後は、海外バイヤーなどを鹿児島県に招聘し、商談会を開催するなど、県内事業者とのマッチングを通じて、県産品の販路拡大支援や、九州の県内事業者も活用できるオープンプラットフォームとし、スケールメリットを活かした低コストで高効率な輸送を実現していく方針です。詳しくは、ヤマトホールディングスのウェブサイトを参照ください。

メニューを開く