小笠原の飛行場設置、1,200メートルより短い滑走路や機種を検討へ

小笠原の飛行場設置、1,200メートルより短い滑走路や機種を検討へ

東京都は、2018年の小笠原諸島返還50周年にあわせ、小笠原諸島と本土を結ぶ高速移動の実現に向け飛行場の設置に向けた議論を進めます。東京都の小池知事が2018年1月5日(金)の会見で、改めて言及しました。

小笠原諸島と本土を結ぶ航空路の開設に向け、これまで検討が進められており、小笠原村は50周年にあわせ、2018年6月ごろをめどに都に方向性を示すよう求めていました。2017年に検討された案は1,200メートル規模の滑走路を父島に開設する案を主力としていましたが、より短い滑走路長とし、乗り入れる機種も検討し、一定の方向性を出すよう検討します。

小笠原諸島は世界自然遺産として環境を維持、守りながら、観光客への取り組みの一方、島民の救急搬送では消防庁のヘリコプターを運用する場合は島を乗り継いだり、自衛隊機などが運用されています。滑走路の設置で、緊急事態への対応改善が期待されています。

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