ターキッシュ・エア、A350-900を購入へ 確定20機、オプション5機

ターキッシュ・エアラインズは2018年1月5日(金)、エアバスとA350-900の購入覚書を署名しました。確定20機、オプション5機で、最大25機を購入する契約です。契約の調印は、エルドアン大統領がフランスを訪問、フランスのマクロン大統領も出席し、エリゼ宮で締結されました。

ターキッシュ・エアラインズは世界各地に就航し、そのネットワークを支える主力機としてA350を選定し、トルコ発着の主要な国際線に投入される予定です。この契約により、同社は旅客の飛行体験の向上をはかり、ビジネス拡大につなげます。また、A350の製造にはトルコ企業も参画しており、この分野にも利益をもたらす契約になるとコメントしています。

A350はエアバスが開発した最新の長距離向けワイドボディ機で、最新の空力設計を採用しているほか、胴体と主翼に炭素繊維を使い、新型で低燃費のロールス・ロイスのエンジンを搭載しています。これらの技術の組み合わせで、二酸化炭素の排出量を25％削減につなげているほか、メンテナンスコストを大幅に削減し、運用効率を高め、飛行中の機内は静粛性を確保し、広い機内と雰囲気を演出できます。