エアバスは2018年1月22日(月)、ブラジル政府からC-295捜索救難機(SAR)を追加受注したと発表しました。ブラジル空軍に導入される機材で、これにより同機種は15機となります。契約は2017年末に締結されており、2014年に契約したC-295の契約のオプションを行使したものです。
2014年に契約したブラジル空軍向けC-295の1機目は、2017年に引き渡しされています。ブラジルへの到着までに5週間に渡り、4大陸を巡り、その性能が披露されています。これにより、C-295がSAR目的として海上での監視、捜索、救難と幅広い任務に対応できることが証明されています。
なお、2014年に契約した2機目は2019年、3機目は2020年にそれぞれ納入される予定です。C-295はスペインのコンストルクシオネス・アエロナウティカスS.A.(CASA)が開発・製造し1997年に初飛行、EADS、エアバスと親会社を変えながら、現在まで引き継がれています。