シンガポール・チャンギ国際空港は2017年の旅客数が前年比6%増の6,220万人、発着回数は3.5%増の373,200回と発表しました。航空貨物取扱量は、前年比7.9%増の213万トンで、初めて200万トンを超えています。
2017年は、全ての地域で交通量が増加し、東南アジア、北東アジア地域が全体の約70%を占めました。国別上位10市場は、中国が12%増、インドが16%増と二桁台の成長をみせたほか、トップ10路線では、クアラルンプールが前年比7%増で、ジャカルタを抜き1位にランクインしています。なお、東京はトップ10路線のうち、2016年と同じ6位となっています。
このほか、上位20都市では、広州が15%増で急速な成長を見せ、ブリスベン、ペナン、プーケットが6%の成長を記録しています。
2017年には、河北航空、ノルウェー・エアシャトル、US-バングラ・エアラインズが新たに就航したほか、ハルビン、石家荘、煙台、アテネ、マドゥライ(インド)、広島、那覇、ビントゥル(マレーシア)、ストックホルム、ホノルル線が新たに開設されています。詳しくは、チャンギ国際空港のウェブサイトを参照ください。