岩国空港の「萩美術館・浦上記念館すぽっと展示」で2018年1月30日(火)、展示作品の一部入れ替えが実施されました。今回の入れ替えで新たに、吉賀將夫さんの作品「曜(よう)」が加わりました。展示期間は、2018年3月25日(日)までです。
吉賀將夫さんは、戦前は文展、戦後は日展を主な発表の場として、萩の窯元出身者ではもっとも早く作家活動をした人物です。土と釉薬といった、素材間の親疎や流体性に着目した生動感溢れる作風が特徴です。
萩美術館・浦上記念館は1996年に開館した浮世絵、東洋陶磁、陶芸を専門とする美術館です。2016年に開館20周年を迎え、同館所蔵の伝統工芸や近現代陶芸作品を岩国空港で展示し、空港利用者にその魅力を広くPRしています。