防衛省は2018年2月2日(金)、アメリカ軍再編に伴う嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアムなどへの訓練移転を発表しました。
移転する部隊は、嘉手納基地所属のアメリカ空軍第18航空団(18WG)と、岩国基地所属のアメリカ海兵隊第12海兵航空群(MAG-12)です。人員は660名程度、F-15が12機程度、F/A-18が8機程度、空中給油機が2機、早期警戒管制機が2機などが参加します。訓練期間は、2月8日(木)から3月6日(火)で単独訓練を実施します。
移転先での訓練場所は、グアム島のアンダーセン空軍基地とその周辺区域で、戦闘機による戦闘訓練を実施します。
この訓練移転は83回目となり、国内48回、グアムなどは35回を数えます。グアム等への訓練移転は、日米合同委員会合意に基づき、本来であれば、嘉手納飛行場で実施予定であった航空機による訓練を、グアムなどへ移転します。