三菱重工グループの三菱重工エンジニアリングは2018年2月8日(木)、アメリカのタンパ国際空港で建設していた、全自動無人運転車両システム(APM)が完成したと発表しました。アメリカでの営業運転は、これで8路線目となります。
このAPM建設工事は、空港ターミナルと新設のレンタカー施設を結ぶ新路線として計画され、約2.3キロメートルを5分で結ぶAPMシステムの設計と、APM車両12両の納入でした。2月7日(水)には開業セレモニーが開催され、スコット州知事も参加しています。
三菱重工エンジニアリングは今後も、これまでの納入や稼働実績に裏付けられたAPMシステムの信頼性に加え、新規路線建設だけでなく既存路線の拡張、輸送力増強、更新工事にも取り組み、APMシステム普及にさらなる力を注いでいくとしています。