北朝鮮が平昌オリンピックにあわせ韓国に派遣した高位級代表団が搭乗したイリューシンIl-62Mが2018年2月9日(金)、現地13時47分に仁川国際空港に到着しました。北朝鮮の政府専用機は2機あり、製造番号「2546624/46-02」で機体記号(レジ)「P-618(またはP-883)」、「2850236/50-03」の「P-882」のいずれかとみられます。到着した機体は、機番が記されていないものの、「2546624/46-02」の機体が使用されたものとみられます。
この便は、便名「PRK615」として運航されています。韓国の報道によると、「PRK」は北朝鮮を指し、「615」は2000年に第1回南北首脳会談が開かれた6月15日にちなんでいるとの解説があります。
この機体の胴体部分には「朝鮮民主主義人民共和国」とのハングル文字が記され、尾翼部分の赤い星は、大元帥を示す「朝鮮の星」を記しています。なお、この機体はすでに仁川国際空港を離れていますが、2月11日(日)にも再び北朝鮮から飛来し、代表団を乗せて戻るとみられています。
#DPRK Air Force #Il62m P-618 North Korea has arrived at Incheon Airport. Via @ricoh_ahn pic.twitter.com/DDLThvOKnv
— H L U (@H_Lucke) 2018年2月9日