アエロフロート、非常口ドアの無許可開扉で罰則強化 一部乗客の行動受け

アエロフロート、非常口ドアの無許可開扉で罰則強化 一部乗客の行動受け

ニュース画像 1枚目:アエロフロート・ロシア航空 イメージ
© Aeroflot
アエロフロート・ロシア航空 イメージ

アエロフロート・ロシア航空は2018年2月9日(金)、非常口ドアの無許可の開扉に関する罰則を強化しました。

2018年1月31日(水)、A320で運航されたモスクワ・シェレメーチエヴォ発SU1182便がヴォルゴグラード国際空港に到着した際、乗客の携帯用充電がオーバーヒートし、機内に煙が充満しました。発火はすぐに消化されましたが、一部の乗客が客室乗務員の指示に従わず、勝手に非常口を開け、脱出スライドを利用して地上に出たことを受け、今回罰則を強化しています。

アエロフロート・ロシア航空は、非常口は乗客に生命や健康を脅かす場合に、客室乗務員の指示によって開けられるべきもので、指示なく非常口を開けた場合には、民事法、刑法の責任を問われ、機材への損傷、フライトの遅延など、被った損失の損害賠償を該当者に請求すると説明しています。詳しくは、アエロフロート・ロシア航空のウェブサイトを参照ください。

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