ピーチ、パイロットを自社養成へ 事前登録を開始

関西、新千歳、仙台を拠点とする格安航空会社(LCC)のピーチは、パイロットの自社養成を開始すると発表しました。

ピーチはこれまで、航空大学校、私立大学などの操縦士過程を卒業し、航空会社のパイロットとして必要なライセンスを所有した方々を採用し、社内で副操縦士として養成を手がけてきましたが、最初のライセンス取得から自社で養成をするのはこれが初めてです。

アジアではLCCの普及などから航空総需要が急激に拡大し、パイロット不足が大きな問題となっています。同時にピーチは、日本とアジアのかけ橋としてアジアマーケットでさらなる成長と、航空需要の拡大への貢献をめざしています。このため、パイロットを自社スキームで育成することが重要と位置づけ、今回の決定に至りました。

2018年夏頃には自社ウェブサイトを通して第1期生の募集を開始し、2019年度中にパイロット訓練生として入社するスケジュールを予定しています。すでに事前登録を開始していますが、詳細は決まり次第、あらためて発表します。