横田基地所属のC-130Jが2018年2月28日(水)、嘉手納基地に予防着陸しました。北関東防衛局が東京都と横田基地の周辺市町へ情報を提供、それによると当日11時30分ごろ、エンジン不具合を認め、嘉手納基地への予防着陸に至りました。当該機の乗組員や着陸先の人員への危険は、ありませんでした。
これを受け、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会は、横田基地の第374空輸航空団、北関東防衛局に対し再発防止について書面で要請しました。要請は、飛行中の機体トラブル発生は、人命に関わる重大な事故につながる可能性があり、住民にも不安を与えるとの観点から行われました。横田基地所属機では、2017年に部品遺失などが発生、安全確保の徹底について都度、要請が行われているものの、安全に関わる事案が再び発生し、極めて遺憾との立場を表明しています。
書面で横田基地と防衛省に対し、事案の経緯を明らかにし、原因究明と再発防止を図ること、航空機の点検整備の強化と安全確保の徹底、関係自治体への情報提供を速やかに提供することを求めています。
なお、横田基地には現在、C-130Jスーパーハーキュリーズが11機、配備されています。