経済産業省は2018年3月6日(火)、航空工場検査員の試験問題と解答の適否について、検証結果を発表しました。
これは航空工場検査員の国家試験問題で、2008年度以降に5度、試験問題と解答の誤りが判明したことを受け、2008年から2017年までの試験問題、解答の適否を検証していたものです。この結果、試験問題と解答の誤りは計42問で、これらについて保存期間内の2011年、2013年、2014年、2016年、2017年の解答用紙を採点した結果、国家試験の追加合格者は4名でした。
「航空工場検査員国家試験」は、航空検査技術者の職務に必要な知識についての試験で毎年実施されており、2017年度は受験者数が454名、合格者数が167名でした。
経済産業省は、今後、このような事態が生じないよう、作問方法や校閲方法の見直しなど再発防止に努める方針です。詳しい検証結果については経済産業省のホームページを参照ください。