エアバス・ヘリコプターズのヘリオニクス搭載機、10万飛行時間を達成

エアバス・ヘリコプターズのヘリオニクス搭載機、10万飛行時間を達成

ニュース画像 1枚目:ヘリオニクス搭載機のコクピット
© Airbus
ヘリオニクス搭載機のコクピット

エアバス・ヘリコプターズは2018年3月19日(月)、エアバス・ヘリコプターズの最新鋭アビオニクスシステム「ヘリオニクス」を搭載した機体の総飛行時間が、運航開始3年で10万時間を超えたと発表しました。

「ヘリオニクス」はH145とH175向けに搭載を開始し、その後はH135に搭載する認証をヨーロッパ航空安全庁(EASA)から取得しています。最新の「ヘリオニクス」を装備したH135がアメリカ連邦航空局(FAA)の型式証明を取得しており、今後はH160や現在のエアバス・ヘリコプターズ製品、これから開発される機体にも搭載が可能となります。

「ヘリオニクス」は、ヘリコプター任務の遂行に必要な柔軟性と、飛行安全性を向上させる目的で開発された、最新鋭のアビオニクスシステムです。飛行情報を集約し、操作を容易にするとともに、パイロットの状況認識を改良するために設計された最大4つのディスプレイを備え、2基のコンピュータと独自のコクピットレイアウトで構成されています。

「ヘリオニクス」搭載機は、ドクターヘリ、警察、石油・ガス、捜索救難救助、VIP機として、世界中で40社以上によって250機以上が運航されています。

期日: 2018/03/19から
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