ライアンエア、オーストリアのラウダモーションと提携 株式75%取得へ

ライアンエア、オーストリアのラウダモーションと提携 株式75%取得へ

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© Ryanair
ライアンエア、ラウダモーションの株式75%取得へ

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)ライアンエアは2018年3月20日(火)、オーストリアを拠点とする航空会社、ラウダモーションの成長と発展をサポートする目的で、ニキ・ラウダ氏と契約を締結したと発表しました。

ニキ・ラウダ氏が株主となっているラウダモーションは、A320を含む旧ニキ航空の資産の多くを取得しており、近くドイツ、オーストリア、スイス発着で主に地中海のレジャー路線の定期便、チャーター便の運航開始を予定しています。

この契約では、ライアンエアがラウダモーションの株式24.9%を取得し、EU競争法における許可が下り次第、75%まで取得する計画です。ニキ・ラウダ氏がラウダモーションの取締役会長を務める予定で、低価格をモットーとする戦略の実行などを監督します。ライアンエアは経済的、経営的サポートに加え、2018年夏スケジュールではウェットリースで航空機6機を貸し出します。

75%の株式取得の費用は5,000万ユーロ未満になるとみられますが、ライアンエアはこれ以外に初年度の運営費として5,000万ユーロを提供し、運航から3年間の黒字を期待しています。

この提携により、ラウダモーションにおける雇用確保、キャリア機会、雇用の促進などに加え、競争を促進し、利用者により多くの選択肢と低価格の航空サービスを提供します。詳しくは、ライアンエアのウェブサイトを参照ください。

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