ボーイングは、同社初の787-10をシンガポール航空に引き渡し契約を締結しました。この機体は、機体記号(レジ)「9V-SCA」とみられ、現在もボーイングの工場が所在するチャールストンを拠点に飛行訓練を実施しています。シンガポールに向けたフェリーフライト前の引き渡し式典は3月24日(土)にも行われる見込みです。
シンガポール航空の787-10はビジネスクラス36席、エコノミークラス301席、2クラス制の337席仕様で、5月3日の関空/シンガポール線、SQ619便とSQ618便で初の長距離路線として投入される予定です。シンガポール航空は、2018年中に東京、名古屋、福岡発着便に787-10を順次、導入する予定で、全国各地で787のもっとも大きな機体を見ることができるようになります。
なお、関空/シンガポール線の導入に先立ち、4月3日(火)からシンガポール/バンコク線のSQ970、SQ973便、シンガポール/クアラルンプール線のSQ118、SQ119便が787-10で運航される予定となっています。