カンタス、史上初のオーストラリア/ロンドン線に就航 787-9で1日1便

カンタス、史上初のオーストラリア/ロンドン線に就航 787-9で1日1便

ニュース画像 1枚目:カンタス航空 787-9がヒースロー空港に到着
© LHR Airports
カンタス航空 787-9がヒースロー空港に到着

カンタス航空は2018年3月24日(土)から、パース/ロンドン・ヒースロー線に就航しました。初便のQF9便は、16人の乗務員と200人以上の乗客を乗せ、パースを19時前に出発し、翌日の5時にロンドンに到着しています。

初めてオーストラリアとヨーロッパを結ぶ唯一の直行便となる同路線は787-9を使用し、両国を最短で結ぶ、新たな時代の幕開けとなります。オーストラリアとヨーロッパを結ぶカンガルー・ルートは、1947年当初、7カ所を経由し4日間かかる旅程でした。今回のパース/ロンドン・ヒースロー線の直行便のフライト所要時間は、約17時間となっています。

なお、同路線はメルボルン/パース/ロンドン線として運航され、メルボルンからもロンドンに接続できるほか、アデレード、シドニー、ブリスベン発のパース行き便でもロンドン線に乗りつげるよう、カンタス航空はオーストラリア国内線の発着時刻を調整しています。

直行便の就航により、カンタス航空では、パース/ロンドン線のドリームライナー直行便に加え、A380でのシドニー/シンガポール/ロンドン線、ブリスベン、シドニー、メルボルン、アデレード、パースから、エミレーツ航空のA380または777でドバイを経由する方法の3通りで、オーストラリア/ロンドン間の接続を提供します。

なお、同便の就航に合わせ、パース空港では、インターナショナル・トランジット・ラウンジがオープンしているほか、乗継の効率化図り、国内線、国際線を1つのターミナルに統合しています。詳しくは、カンタス航空のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/03/24から
この記事に関連するニュース
メニューを開く