シンガポール航空、787-10を受領 フェリーフライトは関空経由

シンガポール航空、787-10を受領 フェリーフライトは関空経由

ニュース画像 1枚目:シンガポール航空向け787-10
© Boeing
シンガポール航空向け787-10

シンガポール航空は2018年3月25日(日)、ボーイングのチャールストン工場で787-10初号機を受領しました。シンガポール航空は、787-10を導入する世界初の航空会社で、4月から定期便路線に投入される予定です。

シンガポール航空は787-10を49機、確定発注しています。シンガポール航空は、この機種の導入を総合的な成長戦略の重要な要素とし、ネットワーク拡大、事業の強化を図る考えを示しています。同社は、787-10を最長8時間のフライトに使用する予定で、シンガポール発着のバンコク、クアラルンプール線の一部で乗員の慣熟訓練に使用したのち、関西線に5月から投入する予定です。

デリバリーフライトはシンガポールに3月28日(水)、到着する予定ですが、これを前にチャールストンから関西国際空港を経由し、シンガポールへ運航される予定です。

シンガポール航空が運用する787はこれが初めてで、グループでは格安航空会社(LCC)のスクートが787-8、787-9を運用しており、シンガポール航空グループとしては787の3機種をすべて揃える初のグループとなります。

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