フジドリームエアラインズ、JA04FJで連続式耐空証明書を取得

フジドリームエアラインズ、JA04FJで連続式耐空証明書を取得

ニュース画像 1枚目:名古屋空港に駐機するERJ-170
© フジドリームエアラインズ
名古屋空港に駐機するERJ-170

フジドリームエアラインズ(FDA)は2018年4月6日(金)、国土交通省航空局からERJ-170の連続式耐空証明書を取得したと発表しました。対象機は4号機の機体記号(レジ)「JA04FJ」です。

耐空証明は航空機を運航するために必要な機体の性能や安全性を認めるもので、年に1度の検査で基準を満たした機体について航空局が証明書を交付しています。この耐空証明を取得するための検査に1機あたり、年間3日から4日程度の整備運休が必要ですが、連続式耐空証明の取得により、年1回の検査が不要となります。

連続式耐空証明の取得には、対象会社の航空機の整備管理体制が厳正な審査を経て認められ、大手航空会社のグループに属さない100席以下の小型ジェット機を使用し、地方都市間を結ぶ独立系リージョナルエアラインとしては日本初です。また、エンブラエル製のERJ-170を運用する日本の航空会社としても、はじめての取得となります。

フジドリームエアラインズは今後、4号機以外の機体でも耐空証明の更新時に連続式耐空証明へ切り替え、およそ1年をかけて保有する全12機で取得する予定です。これにより、全保有機で年間およそ30日程度発生していた整備運休がなくなり、安定した航空サービスの提供につながるとしています。

メニューを開く