KLM、787-10にジャムコのビジネスシート「Venture」採用

KLM、787-10にジャムコのビジネスシート「Venture」採用

ニュース画像 1枚目:ビジネスクラス・シート「Venture」
© KLM
ビジネスクラス・シート「Venture」

KLMオランダ航空は2018年4月10日(火)、2019年中頃に受領する787-10ドリームライナーの8機にビジネスクラス・シート「Venture」を採用したと発表しました。「Venture」は、航空機内装品の製造や機内装備品の生産などを手がけるジャムコ(JAMCO)の新製品です。

Ventureシートはフルフラット仕様で、18.5インチの個人モニター、横並びの2席の間には可動式パーテーションで居住性と快適性を確保するほか、新たな特徴としてアームレストに「Do not disturb」ボタンを設け、客室乗務員とのコミュニケーションを制限することもできます。KLMが導入する787-10のビジネスクラスは全38席で、すべての座席から通路側にアクセスできるスタイルです。

Ventureシートの採用、ヨーロッパの航空会社で787-10の運航開始とも、KLMオランダ航空が初めてとなります。なお、KLMオランダ航空は1988年に747-400用のギャレーを採用し、30年にわたり同社保有のワイドボディ機に、ジャムコ製のギャレーが搭載されています。詳しくは、ジャムコ、KLMオランダ航空のウェブサイトを参照ください。

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