陸上自衛隊は2018年4月12日(木)、岩手県宮古市での山林火災に対応しました。宮古市田老町での山林火災が発生し、消防による消火活動では鎮火に至らず、4月12日(月)14時50分に岩手県知事から陸上自衛隊第9特科連隊長に対し、災害派遣が要請されました。
派遣要請を受け、15時5分に第9特科連隊のLOが宮古市役所へ出発、15時8分には第9特科連隊のLOが岩手県庁に向け出発しています。
15時26分には第9飛行隊のOH-6が1機、情報収集のため岩手山演習場を離陸、15時36分
には東北方面航空隊のUH-1が1機、情報収集のため霞目駐屯地を離陸、16時10には第9飛行隊のUH-1が1機、空中消火活動のため岩手山演習場を離陸しています。17時40分と18時29分には、第1ヘリコプター団のCH-47が2機、空中消火活動のため駐屯地を離陸しています。
4月13日(金)も引き続き対応にあたり、4時5分に第9飛行隊のOH-6が1機、情報収集のため岩手山演習場を離陸したのを皮切りに、東北方面航空隊のUH-1が2機、第1ヘリコプター団のCH-47が2機、第9飛行隊のUH-1が2機、第9飛行隊のOH-6が1機、第1ヘリコプター団のCH-47が1機、情報収集や空中消火活動のため離陸しています。
陸上自衛隊は、この対応に現在のところ、人員約4名、車両2両、航空機11機を派遣していて、航空機での散水回数は5回、散水量は約2.5トンです。