エアバスは2018年4月10日(火)、格納庫内で使用するドローンベースの整備ツール「Advanced Inspection Drone(最先端検査ドローン)」のデモを初披露しました。これはエアバスが非破壊検査を専門の子会社、テスティアと共同開発したドローンです。
この最先端検査ドローンはビジュアルカメラ、障害物検知レーザーセンサー、フライトプランナーソフトウェア、エアバスの機体検査ソフトウェア分析ツールを搭載した自律式ドローンです。
あらかじめ決められた検査ルートに従い、必要な画像を搭載カメラで記録します。記録された画像はデータベースに転送され、ソフトウェアシステムで分析されます。これにより、そのデータを機体のデジタルモックアップと比較し、機体表面の損傷箇所を測定することができます。
このドローンによる整備システムは、新たな機体検査方法としてヨーロッパ航空安全庁(EASA)の承認後、2018年第4四半期から利用可能になる予定です。詳しくは、エアバスのウェブサイトを参照ください。