第22航空群が改編、第224飛行隊を新編 航空警備隊や機側整備隊も

第22航空群が改編、第224飛行隊を新編 航空警備隊や機側整備隊も

海上自衛隊の大村航空基地に所在する第22航空群は2018年3月末から4月にかけて、組織改編を実施しました。改編されたのは「大村航空警備隊」と「機側整備隊」、「第224飛行隊」です。

「大村航空警備隊」は、これまで分かれていた基地警備をする警衛隊、航空機事故に対応する地上救難班、基地内外の車両運行や車両整備を手がける車両班が統合され、新編されています。

「機側整備隊」は、航空機に関連する「運用と後方の一体化」と「展開能力の向上」のため、第22整備補給隊検査隊と第22航空隊及び第72航空隊の列線整備隊が一元化され、新たに編成されました。

また、「第224飛行隊」は、航空救難機能の効率化、効率的な管理、運用を行う観点から組織の改編が行われ、救難輸送航空隊である第72航空隊が廃止され、第22航空隊第224飛行隊として新編され、鹿屋航空分遣隊が編入されています。

第72航空隊は2008年3月の開隊以来、10年に渡り、災害派遣1,483件、患者輸送1,363名に対応したほか、平成28年熊本地震、平成29年九州北部豪雨では被災者の捜索救助活動、被災地への救援物資輸送を行っています。

詳しくは、大村航空基地のウェブサイトを参照ください。

期日: 2018/03/23から
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