台湾の遠東航空(ファーイースタン航空)は2018年4月16日(月)、ボーイングの最新鋭の単通路、737-8-MAXの導入を発表しました。遠東航空は小型機で、2017年からATRの導入を進めていますが、単通路機はMD-82とMD-83のMD-80シリーズで運航しており、この機材更新を進めます。
今回発表された計画では、2019年に2機を導入し、第4四半期から運航を開始します。座席仕様はビジネスクラス8席、エコノミー174席と暫定的に決定しています。同社は、さらに最大で11機の737 MAXを導入する計画としており、これによりMD-80シリーズをすべて退役させます。遠東航空はこの導入は、燃料消費量や二酸化炭素排出量を削減できるほか、メンテナンスコストの削減やメンテナンスにかかる時間短縮に繋がるとしています。
遠東航空は、2016年にエア・リース・コーポレーション(ALC)とのリース契約で737-800新造機を導入する計画でしたが、訴訟に発展し、この機材を導入しておらず、MDの機材更新も遅れていました。