スロベニアのアドリア航空は2018年5月7日(月)、豚やイノシシに感染する伝染病「アフリカ豚コレラウイルス」に関する注意を同社ウェブサイトに掲載しています。
アフリカ豚コレラは、発熱や全身の出血性病変を特徴とする致死率の高い伝染病で、アフリカでは常在的に、ロシア及びその周辺諸国でも発生が確認されており、2018年4月にはハンガリーでも発生が確認されています。
同ウイルスがEUやその周辺諸国に拡大している現状を受け、動物への感染拡大を防ぐため、スロベニアの関係当局では、生ごみを密閉容器に入れて破棄するよう呼び掛けています。
なお、周辺諸国などでは、感染拡大を防ぐため、豚へ残飯などを与えないよう注意が促されています。詳しくは、アドリア航空のウェブサイトを参照ください。