南スーダン国際平和協力業務の派遣期間、2019年5月末まで延長

南スーダン国際平和協力業務の派遣期間、2019年5月末まで延長

日本政府は2018年5月18日(金)、閣議で南スーダン国際平和協力業務の派遣期間の延長を決定しました。2011年から国際連合南スーダン共和国ミッション(UNMISS)に司令部要員、2012年1月から2017年5月にかけて陸上自衛隊の施設部隊を派遣、司令部には兵站、情報、施設、航空運用幕僚の要員を派遣しており、派遣期間は2018年5月31日(木)までとなっています。今回の延長は1年で、2019年5月31日(金)までの期間です。

南スーダンは、2011年7月に独立し、2017年12月に周辺諸国等の仲介により関係者が敵対行為の停止等に合意しましたが、現在も国民対話など、安定に向けた複数の取組が進められています。

国際社会としては、今後も協力して関係者に合意遵守を働きかけるなど、安定に向けた取り組みを後押ししていく必要があります。このため、2018年3月に国連の安全保障理事会において「UNMISS」の活動期間を延長する安保理決議第2406号が採択され、南スーダン国際平和協力業務実施計画が変更されました。

なお、国際平和協力法第7条第1号と同条第3号の規定に基づき、実施計画の内容と変更前の期間での実施状況を、国会に報告する予定となっています。

期日: 2019/05/31まで
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