熊本発羽田着JL632便、エンジントラブルで引き返し 重大インシデントに

熊本発羽田着JL632便、エンジントラブルで引き返し 重大インシデントに

ニュース画像 1枚目:JL632便の離陸後の引き返しのエンジンについて
© JAL
JL632便の離陸後の引き返しのエンジンについて

日本航空(JAL)は、2018年5月24日(木)に熊本発羽田行きJL632便が左エンジンのトラブルで熊本空港へ引き返した事態の発生に関し、同社ウェブサイトで陳謝しています。

離陸後の上昇中に、左エンジンにトラブルが発生し熊本空港に引き返したもので、到着後の検査で、エンジン後方のタービン部などに損傷があることが確認されており、この便は国土交通省航空局から重大インシデントと認定されました。なお、熊本県上益城郡益城町で、当該エンジンの部品の一部と見られる落下物も発見されています。

767-300の機体記号(レジ)「JA8980」で運航されたJL632便は、熊本発15時42分で、搭乗者数は乗客209名、運航乗務員2人、客室乗務員6人の計217人でした。乗客、乗員ともけが人は発生していません。

JALは国土交通省運輸安全委員会による原因究明調査に協力するとコメントするとともに、利用者また益城町の住民に陳謝しています。

メニューを開く